水曜日、パンチを繰り出す


訳あって、夏から増えた体重2キロを2週間で落とさなければいけません。
地元のスポーツクラブで「お試し2週間会員」を募集しているのを発見しました。
速攻入会を決めて電話。

「えーと、2週間会員試してみたいんですけど。
今日入会して、即日レッスン受けるの可能ですか?」
「ええ、可能ですよ。夜ですと7:30から空手のクラスがありますねー。」
「いや、空手はちょっと…。」
「それではその後のエアロのクラスは?」

エアロ上等。
こう見えて私はジャズ、HIP HOP、エアロ、チアリーディング等、ダンス運動歴が結構長い。

そして迎えた初レッスン。
先生が言いました。
「ボクササイズを応用したクラスです。パンチを出した事のない方いらっしゃいますか?」

な い っ て ば 。

「パンチ」ってなんだよ?エアロって聞いてたのに。
今さらスタジオを出る訳にも行かず、仕様がないのでレッスンを受ける。
脳内イメージとしてはこんな感じ↓なんだけど

tyson
それはあくまで脳内であって、鏡に映る私はそうとうしょぼい。
先生のかけ声は「ワン、ツー、フック、フック!」と異常にハイテンション。
妙な敗北感に打ちひしがれて帰宅しました。
2キロ落とせるのかな…。

社長危うし LCD Sound System


週末の土曜日はLCD Sound Systemのライブ行ってきました。
LCDは、DFAレーベルの社長ジェイムズ・マーフィー御自ら活動なさっているバンドです。
とりあえず上げ上げが特徴。

ライブ前に2 many djsの片割れやらがDJしてましたが、意外とロック色低めでしたね。
DFAだからそっち方面を期待してたのになあ。

で、ライブですがいきなり「Beat Connection」から始まりました。
さすがおじさんバンドLCD、客の掴みをよく心得ています。
ちなみに私、新譜聞かずにライブ行ったんで
「どうしよう、知 っ て る 曲 あ と 2 曲 になっちゃった…」と少し心配になりました。
しかしこの心配をあざ笑うように繰り出されるハイな曲の嵐。スローな曲が一曲もありません。正直30代にはハードです。

でも本当にハードだったのはジェイムズ本人でした。
MCで開口一発
「Sorry.I’m sick.」

えー!?ちょっと待ってよ。
Thank you for coming でもなく I love Japanでもなく、それが第一声〜?

James 1
そんな訳でカミングアウト以降、社長のシャウトする顔が苦しそうにしか見えなくなりました。でも曲は容赦なくハイテンション。満杯の客も容赦なくハイテンション。

そしてアンコールの締めはもちろんお約束「Yeah」。なんかバンドもフロアも自棄クソとしか思えない異様な盛り上がりでしたよ。
目の前にいたアーランド・オイエ(c:kings of convenience)似の青年が強烈なダンスを繰り出すので、それにも腹抱えちゃったしな。
楽しい週末でしたー。

「ダブリン上等!」鑑賞


本日ジョン・クローリー監督の「ダブリン上等!」を見てきました。
やばい、最高だ!この映画。

見た動機としては、
1:コリン・ファレルが出ている
2:そしてCLASHの”I FOUGHT THE LAW”をカバーして歌っている
3:ニール・ジョーダンがプロデュースしている
4:サントラがいい趣味
5:邦題がイカす
ま、こんな程度でした。貧相な動機ですね。

実際に見たら、脚本(マーク・オロー)の出来の良さに何よりもびっくり!
続々と出てくる登場人物がみんなキャラが立っており、その彼ら個々のエピソードがどんどん繋がって、最終的に大きくまとまります。
こんな風にエピソードが多い場合、編集テンポで失敗したら混乱して目も当てられなくなるんですけどね、そこらへんもばっちりクリア。
「あー、ダルい…」と思わせるつなぎ方が全然ない!神だね、J・クローリー。

ちなみに映画を見る動機1となったC・ファレルですが、脇でいい味出してました。この人って頭悪そうな役似合うし、また上手いよね。
intermission
このままだと、コリン贔屓で「面白い」と書いてそうに思われるので…。
えーと、IFTAアワード(アイルランドアカデミー賞)の作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞取ってます。いや、本当に面白いので、渋谷出たら見て下さい。

神の宿る映画「Dodgeball」


えーと、来月19日にベン・スティラーの「Dodgeball」が公開されます。
公開まであと一ヶ月!を勝手に記念して、本日はこの映画ネタを。

出会いは昨年末のVirgin機内映画でした。
見ちゃうよね。つーか逆らえないです、普通。

話はとんでもなく単純。ヴィンス・ボーンの経営する弱小貧乏ジムを、大手ジムのオーナー(B・スティラー)が買い取ろうとするんですよ。
それを防ぐ為に、V・ボーン&ジムに通っている人々が優勝賞金獲得を目指してドッジボール大会に出場します。

主役じゃないので、ベンが好き放題暴れてます(この人、大抵どの映画でもやりたい放題やってるけどね)。
大体なに、この髪型。これじゃWHAM!時代のG・マイケルだよ。

あとですねー、B・スティラーのチームが「WE WILL ROCK YOU」に振り付けて、ドッジの試合入場するんですよ。
この場面衝撃的にツボりました。
確実に 神 が 宿 っ て ま す。
機内でデジカメで撮っちゃったもん。あまりにこの場面愛しすぎて。

ben
これまで映画館で声を上げて笑った映画ナンバー1は、ぶっちぎりでJ・ウォーターズの「セシルB」だったんですけど、これを抜くかもしれませんよ。

とりあえず来月は映画館でドッジ見ます。そして「WE WILL ROCK YOU」で踊ります。
うわ、すっごい楽しみだ。