LFJでエル=バシャを聴きました


GW終わっちゃいましたねえ。
今年はラ・フォル・ジュルネ(LFJ)でエル=バシャのベートーヴェンを聴いてきました。

気合いを入れて先行でチケットを取るくせに、GWは何故かダウナー状態になり毎年行かずに終わっていたLFJ。
実はエル=バシャの他にベレゾフスキーのチケも押さえていたのですが、これはやっぱり行かなかったのです。
しかしエル=バシャは友人と一緒に行く約束をしていたので、流石にすっぽかせませんでした(笑
ミラノダービーを見て寝不足のまま、フラフラ状態で会場へ。

やっぱり来てみるものです。
エル=バシャの弾くワルトシュタインと熱情、ものすごーーーく良かったです!!
緻密で理知的で、決して感情に突っ走らない抑制の利いた美しさ。
泣きそうになっちゃいましたよ。
この人の出す音が、私はとても好きです。

実は素敵なオマケがありました。
会場のよみうりホールを出た後、友人の傘がないことが発覚し、急いでホールに引き返したのです。
結局届いておらず、しょんぼりしながらエレベーターに向ったら、なんと会場を出るエル=バシャさんご本人と一緒になりました!

握手してもらっちゃいましたよ。ふふふ。暖かくてフカフカ柔らかな手でした。
その後エル=バシャさんは、マネジャーさんらしき方とLFJの他会場へのんびり歩いて行きました。

20140507_LFJ

バックパックを背負い、ガーメントケースもシャツも手持ちで移動するエル=バシャさん。
人柄が垣間見え、音はもちろんご本人もますます好きになりました。
いいGWだったわ〜。友人Y(&傘)に感謝です。