初ゾンビ


今月入ってから仕事で引きこもり状態です。
まずい。このままじゃおかしくなってしまう…、と思ったので
ついフラフラと「ランド・オブ・ザ・デッド」なんか観てしまいました。

ちなみに私はロメロ監督のゾンビ・サーガを1本も観た事がありません。
いきなり「ランド・オブ・ザ・デッド」は邪道だったと思います。
反省。
landofthedead

ついに完結、「ブレイド3」


先週身内に不幸がありまして、
急遽マドリッド行き中止と相成りました。
アディオス、マドリッド…。

という訳で、昨日見た「ブレイド3」話でも書くかなー。
大好きなんですよ、「ブレイド」シリーズ。B級映画かくあるべし。

W・スナイプス演ずるブレイドっつーのはですね、ヴァンパイアと人間のハーフなんです。
そんでもってヴァンパイアハンターなわけですよ。
この設定がすでに泣かせる。

武器なんてなぜか刀にショットガンです。
お約束で戦友役のウィスラー(C・クリストファーソンいい味!)なる爺さんがいたりして、
女無用のハードボイルドでダークでゴスな世界を満喫できます。

えーと「1」は傑作で、「2」はそこそこ。「3」はどうなるのかなー?と思っていたら
あらあら〜〜〜〜、失速〜〜〜〜。

敗因は2つ。
1:敵キャラのドレイクがあまりにも弱っちい!
演ずるD・パーセルがいい雰囲気をもった役者だけに、使い切れなかったのが余計惜しかった。
2:脇キャラ増やしすぎ!
序盤であっさりウィスラーを消すかわりに、ブレイドの仲間として今回新登場したアビゲイル(J・ビール)とハンニバル・キング(R・レイノルズ)。
そのせいでブレイド霞んでます。
そりゃないよね〜。主役は誰なのさ〜?

ただアビゲイルもキングもキャラは立ってます。
特にひたすら殴られてばっかりのキングは出色。スピンオフ希望!

blade3

写真で振り返る一週間


必死に仕事をしつつ、何やら色々あって目まぐるしい1週間でした。
放りっぱだったブログをまとめてアップです。

■「サイドウェイ」を見る
sideway
人生しょぼくて何が悪い!という、大人の心にしみる映画です。
こういうもんだよね、生きていくってのは。
友人から、監督のA・ペインが「ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!」(傑作)を撮った人だと聞き、大いに納得しました。
あのM・ブロデリックもしょぼかったよなー。

■「ダスト」めでたく地上波放映される
david
この夜はパンツの裾上げ2本する予定だったのに、
やっぱり見てしまいました。
物事は語られることによって初めて存在する、という哲学のような主題を
G・マルケスばりのノリで映画化したM・マンチェフスキーの傑作。
そしてこの映画はD・ウェナムが主演しているという点においても見逃せないのです(私にとってな)。

■夜の野獣ライブ
mani
現地妻でもいるのでは?と疑ってしまうくらい頻繁に日本にやってくるマニさん。
今回はL・アルケッティと「夜の野獣」としてのライブでした。
火は燃やすわ皿は叩くわ、相変わらず笑えて、でも恐ろしい超絶テクを披露したライブに大満足。

そんでもって本日からメルボルンへ行ってきます。
D・ウェナム主演の舞台「シラノ ド ベルジュラック」見てきます。
楽しみー!

「ダブリン上等!」鑑賞


本日ジョン・クローリー監督の「ダブリン上等!」を見てきました。
やばい、最高だ!この映画。

見た動機としては、
1:コリン・ファレルが出ている
2:そしてCLASHの”I FOUGHT THE LAW”をカバーして歌っている
3:ニール・ジョーダンがプロデュースしている
4:サントラがいい趣味
5:邦題がイカす
ま、こんな程度でした。貧相な動機ですね。

実際に見たら、脚本(マーク・オロー)の出来の良さに何よりもびっくり!
続々と出てくる登場人物がみんなキャラが立っており、その彼ら個々のエピソードがどんどん繋がって、最終的に大きくまとまります。
こんな風にエピソードが多い場合、編集テンポで失敗したら混乱して目も当てられなくなるんですけどね、そこらへんもばっちりクリア。
「あー、ダルい…」と思わせるつなぎ方が全然ない!神だね、J・クローリー。

ちなみに映画を見る動機1となったC・ファレルですが、脇でいい味出してました。この人って頭悪そうな役似合うし、また上手いよね。
intermission
このままだと、コリン贔屓で「面白い」と書いてそうに思われるので…。
えーと、IFTAアワード(アイルランドアカデミー賞)の作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞取ってます。いや、本当に面白いので、渋谷出たら見て下さい。